香港進出を検討しています。まずは何をすべきでしょうか？
誰がどのように進出するかによって「何をすべきか」は大きく異なりますので一般的な回答になってしまいますが、下記のようなポイントを抑える必要があります。1. 香港進出の法人形態を決定する（支店、現地法人、その他）2. 法人概要を決定する（資本金、株主構成、役員構成、従業員、社名などなど）3. 獲得するビザの種類（投資家ビザや設立法人から発行する労働ビザ等）4. 法人設立登記5....
View Articleカンパニーセクレタリー（法人秘書）は絶対に必要なのでしょうか？
はい、絶対に必要です。日本のシステムには一切登場しないものですので馴染みが無い方も多いのですが、香港法人を設立する際には、香港会社法によってカンパニーセクレタリー（法人秘書）は香港会社法におい...
View Article香港に現地法人を設立する理由はどのようなものがありますか？
香港に法人を設立する理由は各社色々とあるため一概にコレが理由です、とお伝えするのは難しいという大前提ではございますが、進出をした多くの企業は比較的以下のような点をポイントとしていました。1....
View Article香港でインターネットに接続するにはどのような方法がありますか？
日本から海外出張をする際の現地におけるインターネットアクセスは以前と比べると非常に利用しやすい状況になっております。 利用用途、利用頻度、利用する時間帯などによっていくつかの選択肢がございますので、ご自身のスタイルに合わせてお選び頂くのが良いかと存じます。 1. 海外用WIFIルーターのレンタル 2. 現地の公衆無線LAN、カフェの無料WIFIなどを利用する 3....
View Article香港法人が遵守すべきコンプライアンス（法律・条例）は何でしょうか？
香港法人が遵守しなればならないコンプライアンスとしては、下記のような項目がございます。 1.財務諸表の作成 2.年度監査 3.税務申告（個人所得税・企業所得税） 4.商業登記証の更新 5.年次報告書の提出 6.年次株主総会決議書の作成 7.役員変更、会社登記住所変更、役員・株主の個人情報変更などを当局へ通知 8.会社法定記録の管理及び保管...
View Article香港の「会社秘書役」の役割は何でしょうか？誰でもいいのでしょうか？
香港では、「会社秘書役」という役割があります。会社秘書役は一般行政管理のほか、企業コンプライアンスの遵守を確保し、コーポレートガバナンスに助言するなど、とても重要な役割です。 「会社秘書役」は法律によりその選任が義務付けられています。香港会社法などの知識を持つ専門家であり、上場企業においては専門部門を設けるほどに重要な部門となっています。...
View Article香港における駐在員事務所と現地法人の主な相違点は何でしょうか？
駐在員事務所と現地法人を比較すると、駐在員事務所の方が「営業活動」はできませんが、「開設」「コンプライアンスの遵守」「閉鎖手続」が簡易で、年間維持費用も比較的少ない傾向があります。1．香港では、現地法人に営業活動が認められているのに対して、駐在員事務所は情報収集、本社補助の役割と定められ、営業活動できないとされています。...
View Article香港での株主配当の実施について教えて下さい。
香港で株主配当を実施する場合は、具体的に中間配当か期末配当のどちらかで行われます。期末配当の場合、通常は監査後の財務諸表を基に配当金額を定めます。配当額は実現利益から分配する必要があります。資本金及び資本剰余金等は、精算以外では分配することはできません。従って、具体的には配当可能利益は下記の通りになります。配当可能利益 ＝ 純資産額 － 資本金額 －...
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